2013/06/06

【製図】製図対策について

製図対策はウラ指導と資格学校を併用しました。

一長一短あるため、また、受験生各々のバックグラウンドと生活環境によるところが大きいので、「これがおススメ」と断言しがたい。

私が併用した理由をざっくり言うと、
①学科に2年もかかってしまったので、製図はストレート合格したい
②自宅は快適に製図できる場所がなかったため、資格学校に通うことに
③資格学校で本当に大丈夫だろうか?と思いウラ指導併用を選択


学科が勢いなら、製図は執念

でした。併用は、おススメするけどおススメしません。体力的にかなりきつかったです。まじで。


①学科に2年もかかってしまったので、製図はストレート合格したい
一級建築士受験を早く終わらせたかった。
2年目がキツイことは学科で経験済み。勢いで合格してしまったほうが良い。家族、仕事、その他大切にしたいこと、やりたいことはたくさんある。受験勉強は楽しいけれど、労力がかかりすぎる。

聞いた話によると、試験はベツモノのようだ。意匠設計者でもストレート合格できない人もいる。設計を生業にしていると言えども、合格できる確証はない。


②自宅は快適に製図できる場所がなかったため、資格学校に通うことに
これについては、そのまんま。
学科対策で、「いかに環境を整えるか」「環境さえ整えれば勉強密度があがる」ことに気がついたため、わりと早い段階で通学を決めました。

製図は十数年前に大学で書いて以降、もっぱらCAD。独学も考えましたが学科と違い、対策期間が2.5ヶ月と極端に短い。一人で作図スピードを仕上げられるか!?と考えたとき、学校でほかの受験生と比較しつつ、競争したほうが伸びるはず、と判断。


③資格学校で本当に大丈夫だろうか?と思いウラ指導併用を選択
ウラっ子だから。
学科対策でウラ指導に心酔し、絶大なる信頼を寄せていたのと、ペンギンさんのブログの影響が大きい。コレとかコレとかコレ。最近だとコレ



併用した感想と、カエルのなかでのそれぞれの役割は、

「体力づくりは資格学校」 週1回の作図大会


「思考づくりはウラ指導」 王様、コロッケ、落としどころ


それぞれの利点は下記のとおり。

「体力づくりは資格学校」
・週1回、確実に拘束される
・週1回、6時間半ぶっ通しで課題をこなすため、体力(耐力)がつく
・計画の要点のためネタ資料が充実(担当講師によるところもある)


「思考づくりはウラ指導」
・講師の質が高い(試験と設計の本質を知っている)
・課題の質が高い(落としどころ、試験的要素が巧妙に仕組んである)
・情報の質が高い(重要なところとそうでないところを知っている)
 ※王様、コロッケ、落としどころは「製図試験のウラ指導」参照


併用の弊害
・学科試験からのノンストップで体が追いつかず、製図本試験1週間前に体調をくずす。熱でもうろうとしつつ、受験。
・生活はなんとかするとして、仕事が忙しいと両立、質、集中力、体力が崩壊する(した)


ということで、併用はおススメするけどおススメしません。
各自ご判断を。


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【追記:2013/6/16】
アクセス数が増えてる・・・って思ったらやはり!
合格物語最前線ニュースでとりあげられていました!!

製図試験対策がスタートする7月下旬まで、みなさんいろいろ考えると思うので、補足リンクはっておきます。(2013/6/25追記、2015/2/3更新)

ウラ指導さんの合格者達の声のうち、
H26年製図(道の駅)一発合格者
Mさんの声(埼玉県)
Tさんの声(東京都)

H25年製図(大学のセミナーハウス)一発合格者
Mさんの声(愛知県)
Nさんの声(東京都)
Tさんの声(神奈川県)
(106さん!おめでとうございます!!カエルアドバイスのもと、資格学校併用)

H24年製図(図書館)一発合格者
tsukkyさん(京都府)←new!!
・我らがpadmateaさん(群馬県S嬢、資格学校併用)
東京都Sさん
・カエルはこちら(試験直後で体験談短し・・・毎度毎度スミマセン)

H23年製図(老健)一発合格者
honeybeeさん(愛知県)

H22年製図(美術館)一発合格者は、声がない・・・。

H21年製図(事務所)一発合格者
こいちゃんさん(岡山県)

H20年製図(ビジネスホテルフィットネス)一発合格者
Kさん(東京都)
Oさん(福岡県、資格学校併用

H19年製図(子育てコミュ)一発合格者
Oさん(東京)
Sさん(宮城、資格学校併用)


2 件のコメント:

  1. カエルさんこんにちわ。
    いつもかゆいところに手が届く(届きすぎてガシガシ掻きすぎてまっかっかになっちゃって痛いくらい・・・)超的確どんぴしゃ内容のブログを楽しく、時に打ちのめされながら拝見しています、ヤモリです。

    ここのところ、S模試受けたり、ウラ模試(1回目)受けたりしてるのですが、法規がどうしても時間が足りません。
    模試はずるして圧倒的時間オーバーして解いてるのですが、(点数はぼちぼち)、時間短縮が出来ません。
    どうしたら時間短縮出来るのか、アドバイス頂けるとありがたいです。

    それから、これから模試の機会が増えると思いますが、この時期の学習方法はカエルさんはどんな感じで進められたのですか?
    模試で間違えたところをひたすら、という感じでしょうか?

    アドバイスをお願いします

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    1. ヤモリさん、こんにちは(両生類つながり!)
      返信遅れてすみません。

      法規の1:45という設定は「短すぎず、長すぎず」問題数に対していいとこ狙った時間設定だな~と思ってました。あまりに長いと、後の構造施工が体力的にムリですし。

      私の時間配分は記事にしますね。

      模試を受ける、特に会場模試を強くススメる理由として、「試験時間に慣れておく」という一面もあります。(ほかに、自分の実力把握・弱点洗い出し⇒戦略の指針、出題方式・傾向をさぐる、など)

      時間オーバーはおススメできません。
      試験は理解することが目的ではなく、「制限時間内で何点取れるか」だと思います。私は解いている時間のほうがもったいないと思い、実際の模試時間より短く、さっさと終わらせ、復習と分析に時間を割いていました。

      試験対策、この時期ですと、月に模試2回+講習会1回のペースだったので、復習してる間に次のイベントが来ます。模試の復習は
      ・得点配分をチェック
      ・4択のうち、1問づつあやふやな部分をチェック
      ・合物で類似問題を解く
      ・もう一度、通しで解く
      ・間違えた問題を再度チェック
      ・どこを強化すべきか見極めて重点的に勉強
      ・次の模試で腕試し

      模試の復習以外にも、合格物語の黄色問題(過去に自分が間違えた問題)をまんべんなくまわし、記憶がなくならないようにしていました。

      私は7月になって、やっと土俵にのれた(上位にくい込めるようになれた)ので、本試験2週間前の最後のS模試までに仕上げる!と決めて勉強していました。

      もすこし、わかりやすく記事にします。ざっくりはこんな感じでした。

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